遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
「バドミントンとバスケは違うけど、走るのはするべきじゃないかなぁ」
「そっかぁ、体力は大事だもんね、明日からは慶太くんと走ろうかな」
「ついてこれるのかよ(笑)」
「無理!やっぱいいや、私には心の休みも欲しいし」
「毎晩、抱いちゃる(笑)いい運動になるだろ」
「それもあり(笑)」
ごちそうさまと詩織は支度を始めた。
慶太くんのお母さんに買ってもらった服にスニーカーを合わせ、慶太くんとお揃いのサングラスを付け、キャップを被った。
まだまだ暑い9月、エアコン対策にカーディガンを肩にかけた。
「タクシー呼ぶよ」
慶太くんが呼んでくれて二つのスーツケースをトランクに積み、駅に向かった。
なるべく2人でいる時は電車は使わないようにしている。
人気のある慶太くんの為だ。
もちろん少し離れて詩織は少し後ろから慶太くんの後を歩く。
2人は新幹線で広島に向かった。
「高校の卒業旅行以来だね」
「だな(笑)でもさ、あの旅行で詩織と一緒にいれるって思ったんだよな」
「えー、何だろう、私は初めてが痛すぎて(笑)」
「懐かしいな(笑)あっ、確か旅館の人に正座でお辞儀してたのを見たんだ」
「そんなの料理を運んでくれたりお布団敷いてくれたりしたらみんなお礼は言うでしょ」
「ありがとうございますとかは言うよ、でもちゃんと正座して頭を下げたのが印象的だったんだよ」
「えー、嬉しい(笑)」
詩織は慶太の腕に手を回して腕を組んだ。
新幹線の中だからいい?と詩織に小声で言われた。
「もちろん」