遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
恥ずかしい
詩織はスマホのLINE電話で目が覚めた。
「もし…もし」
「詩織?起きてる?食堂に来てないからさ」
赤崎くんの声?……
詩織はベッドから飛び起きた。
「寝てた!ごめん、起こしてくれてありがとう」
詩織は急いで食堂に行くと怜奈を見つけた。
「あっ、詩織〜、ノックしたんだけど返事がなかったから食べたらもう一度行こうと思ってたんだー」
「ごめん、寝坊した」
寮の朝ごはんはパンとご飯の好きな方が選べるようになっていて、詩織はご飯派だ。
怜奈の席に行く時にどこかの部の1年生から声が聞こえた。
「赤崎先輩だ、朝からかっこいいよね」
怜奈の隣に座った詩織は男子の中に慶太を見つけると目が合った。
セーフと小さく両手を開く赤崎くんは、すぐに友達と話し始めていた。
「何か、借りを作ったような気がする」
「ん?詩織、何か言った?」
「なんでもない」
「お先ねー、支度するから」
「うん、後でね」
詩織はご飯に卵をかけて混ぜ混ぜすると、急いでご飯をかっこんだ。
お茶碗をおろすと赤崎くんが笑っていて、口をトントンとしていて、ついてると詩織でも口の動きでわかった。
詩織はご飯粒をティッシュで拭き、恥ずかしくなって急いで食堂から出て自分の部屋に帰り学校の支度を始めたのだった。
髪はボサボサだったので急いでストレートアイロンを使いまっすぐに伸ばしていた。