遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる

「ごめんね、遅くなった」

「あ、お疲れ」

「ハァハァ…暑い(笑)」

「そんなに急がなくても…転んで怪我とかするなよな」

「うん、ありがと」

詩織は烏龍茶と食べ物を注文して

「久しぶりのデートに乾杯〜」

「慶太くん、呑んでるの?」

「うん、今日のミーティングで来週まで自主練になった、だから朝ゆっくりできる、慎吾は1度名古屋に戻ったよ」

「そっか……」

黙々と食べながら慶太の話は半分は聞けていない…

「詩織、聞いてる?」

「ん?何?」

「聞いてなかったのかよ」

「ごめん、何?」

「休みが取れるなら温泉でも行く?って言ったんだけど?」

「休みか……ちょっと明日まで待ってくれる?」

「わかった……何かあった?朝と様子が違う」

「えっ、顔に出てる?うーん、実は……」

詩織は監督の話を慶太に話した。

「そういう事なら1泊は無理か、仕方ないな」

「でもせっかく慶太くんが日本にいるのに…」

「詩織は練習が大事って今考えてるだろ?」

「聞いたばかりでちょっと動揺してる、混合は頭になかったから」

「そっか、なら俺が詩織の部屋に泊まる、夜の貴重な時間を2人で過ごそ、料理もするし」

「慶太くんだって自主練あるじゃん」

「今週は緩めにするし、年に何回詩織と会えると思ってんのさ、合わせれる方が合わすって高校卒業の時に決めただろ?」

そうだった……

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