遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる
「そうだな、俺の夢のためにさ詩織を縛るのはどうかと思ったんだよ」
「夢は2人で叶えるものじゃないの?違う?私、また天然な事言ってる?」
詩織は慶太に抱きついた。
「違わない、詩織が大人になっていくな(笑)」
「ねぇ…ギュッとして、離さないで」
慶太は詩織の身体をきつく抱きしめた。
「…っ、詩織……出会えて良かった」
「私も……」
「弱気な事を言ってごめん、詩織と一緒に頑張る」
「頑張ろうねぇ…忙しいのはお互い様だよ、米国の女の人に目移りしたら嫌だからね(笑)」
「しない、詩織の身体凄く好みだもん、もっと2人で気持ちよくなろうな」
「うん、でも……慶太くん…あっ……」
旅行中は毎日抱き合って眠った。
しばらく離れても大丈夫なように……
慶太が渡米する日、詩織は慶太の家族に紹介された。
卒業式には来ていたが弟が学校の為、式だけ出て帰っていて会えてなかったのだった。
詩織の方も下に双子の妹がいて、母親だけ出席してバドミントン部の保護者と写真を取り慶太とは少しだけ話して帰って行った。
空港には中学生の弟と両親が見送りに来ていた。
時間になり慶太は詩織を抱きしめて奥に入って行ったのだ。
詩織は慶太が見えなくると顔を覆ってしゃがみこみ泣きじゃくった。
慶太の母親が側に行き背中をさすっていた。
「詩織ちゃん、ありがとうね、慶太の味方でいてくれて…」
実際慶太くんにはBリーグの誘いがたくさん来ていたが学校の先生までも日本でプロになってから挑戦した方がいいと言われていたのだ。
「慶太くん…凄い夢に向かっていってるから……私も負けないように……」
「詩織ちゃんの夢も私達家族は応援するわよ、大会も見に行くし、もう娘のように応援させてね」
「ありがとうございます」
そして詩織も上京して1週間に最低1回はビデオ通話をして近況報告をしてはや4年
大学生の慶太くんの方が時差を考えて連絡をくれていていい遠距離恋愛をしている。