遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる

昔から話は尽きない2人はずっと話していて時刻はあっという間に日付けを超す。

そろそろ寝るかとベッドで慶太が詩織の頭を抱くと

「あ!忘れてた、怜奈が帰ったら連絡してってLINEが来てたんだった」

「全く……何時間経ってると……」

「ヘヘッ、ハンバーグが嬉しくて忘れてた」


“ごめん、帰ったよ“

LINEを送ると2人はベッドに横になった。

「…寝ちゃったかな」

慶太から抱きしめられて手を握られると

「あれ?指輪は?」

と聞かれた。


「あー、午前中の仕事の時はつけてたんだけど、みんなから質問攻めにあっちゃって……恥ずかしくて練習前に外したの」

「そっか……」

慶太は少し残念そうな顔になった。


「あっ、でも聞かれた時にはちゃんと彼氏から貰いましたって言ったよ」

「アハッ、それならいっか(笑)ちゅっ」

慶太はまたギュッと抱きしめてくれて

「おやすみ」と耳元で囁いてくれた。

詩織も大きな慶太の体に腕を回して眠った。
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