転生幼女と宰相パパは最強コンビ
などとリリカは突っ込んでしまったが、まだ、先代公爵夫妻、つまりイヴェリオの両親が存命だった頃に始めた事業なのだと聞いて納得した。
村を出てから一時間後。
予定では、その日のうちに王都に戻ることになっていたけれど、天気が急に大きく変化した。
「あめー、やだなあ」
馬車の窓から外を見つめながら、リリカはため息をついた。
子供らしからぬ仕草だったかなと、恐る恐るヴォルガの方を見てみるが、彼も反対側の窓から外を眺めていて、こちらの様子には気づいていないみたいだ。
馬車の外では、激しく雨が降り始めていた。
石畳の道ならばともかく、今走っているのは、舗装されていない道だ。道もぬかるんでいて、馬車の速度は落ち気味だ。
「あめ、ざぁざぁよ、パパ。おうましゃん、かわいしょう」
「このまま進むのは危険ですね。ヴォルガ殿、次の街で一泊したいのですがよろしいですか?」
「……それはまあ、かまいませんが」
大人だけならば、このまま進んでもかまわないかもしれないが、アークスとリリカが同行している。ふたりを疲れさせては大変だし、どこかで立往生でもすることになったら非常に困る。
村を出てから一時間後。
予定では、その日のうちに王都に戻ることになっていたけれど、天気が急に大きく変化した。
「あめー、やだなあ」
馬車の窓から外を見つめながら、リリカはため息をついた。
子供らしからぬ仕草だったかなと、恐る恐るヴォルガの方を見てみるが、彼も反対側の窓から外を眺めていて、こちらの様子には気づいていないみたいだ。
馬車の外では、激しく雨が降り始めていた。
石畳の道ならばともかく、今走っているのは、舗装されていない道だ。道もぬかるんでいて、馬車の速度は落ち気味だ。
「あめ、ざぁざぁよ、パパ。おうましゃん、かわいしょう」
「このまま進むのは危険ですね。ヴォルガ殿、次の街で一泊したいのですがよろしいですか?」
「……それはまあ、かまいませんが」
大人だけならば、このまま進んでもかまわないかもしれないが、アークスとリリカが同行している。ふたりを疲れさせては大変だし、どこかで立往生でもすることになったら非常に困る。