転生幼女と宰相パパは最強コンビ
互いの研究に敬意を払い、時には協力し合うその姿は、茜の心にも大きな印象を残し、司書という仕事を選ぶきっかけにもなった。
残念ながら、二十七歳になった今も、両親のように想い合える相手には出会えていない。けれど、家でも職場でも、たくさんの本に囲まれた生活には充分心を満たされている。
社会人となった今も、読書はやめられない。今日は、先日神田の古書店をめぐって見つけた本を読むつもり。
幸いなことに、両親はうるさく結婚をせかすようなことはしてこない。
時々実家に帰るが、両親との仲は良好だ。
作業を終えた書物は指定の場所へ。同僚から頼まれた本を確認し、修復する本の一覧に追加する。
新たに購入する本の一覧作り、館内の整理、カウンターに入って貸し出しと返却の受付をするのも仕事だ。
「……終わった」
やるべきことを終えたところで館内の時計を見上げると、定時を少し過ぎたところ。同僚達に挨拶をしてから、職場を出た。
(夕食、何にしようかな……)
今から帰って、大急ぎで食事と入浴をすませたら、寝るまでに三時間は確保できるはず。
残念ながら、二十七歳になった今も、両親のように想い合える相手には出会えていない。けれど、家でも職場でも、たくさんの本に囲まれた生活には充分心を満たされている。
社会人となった今も、読書はやめられない。今日は、先日神田の古書店をめぐって見つけた本を読むつもり。
幸いなことに、両親はうるさく結婚をせかすようなことはしてこない。
時々実家に帰るが、両親との仲は良好だ。
作業を終えた書物は指定の場所へ。同僚から頼まれた本を確認し、修復する本の一覧に追加する。
新たに購入する本の一覧作り、館内の整理、カウンターに入って貸し出しと返却の受付をするのも仕事だ。
「……終わった」
やるべきことを終えたところで館内の時計を見上げると、定時を少し過ぎたところ。同僚達に挨拶をしてから、職場を出た。
(夕食、何にしようかな……)
今から帰って、大急ぎで食事と入浴をすませたら、寝るまでに三時間は確保できるはず。