ゆびさきから恋をする
高宮さんも久世さんに引けを取らないほどのイケメンである。おそらく社内で三本指に入るほどの名を馳せているお方だ。
社交的で優しくて気遣いのできる人、甘いマスクにふわっとした髪の毛が余計に優しい雰囲気を醸し出していた。
さりげなく会話を挟んで相手の懐に入っていく感じがモテるんだろうなと感じた。軽くみせて案外一定の距離を詰めてこないからそういう風に演じているのかな、とも思う。
久世さんと高宮さんが並ぶとなかなか迫力があるなと頭の中で想像してしまった。
「あいつが本社にいるときから仕事で絡みもあったんだけどね。まさか開発に飛ぶとはねぇ。どうせまた本社に戻りそうだけどな、あいつ」
「え?」
思わず声が出た。
「いや、すぐどうこうはないと思うけど。久世はそう思ってるんじゃない? あいつは品管で上に上がりたいと思ってたやつだし。開発の仕事は繋ぎみたいな気持ちじゃないのかなぁ」
いつか本社に戻る……高宮さんの言葉が頭の中でこだまする。
社交的で優しくて気遣いのできる人、甘いマスクにふわっとした髪の毛が余計に優しい雰囲気を醸し出していた。
さりげなく会話を挟んで相手の懐に入っていく感じがモテるんだろうなと感じた。軽くみせて案外一定の距離を詰めてこないからそういう風に演じているのかな、とも思う。
久世さんと高宮さんが並ぶとなかなか迫力があるなと頭の中で想像してしまった。
「あいつが本社にいるときから仕事で絡みもあったんだけどね。まさか開発に飛ぶとはねぇ。どうせまた本社に戻りそうだけどな、あいつ」
「え?」
思わず声が出た。
「いや、すぐどうこうはないと思うけど。久世はそう思ってるんじゃない? あいつは品管で上に上がりたいと思ってたやつだし。開発の仕事は繋ぎみたいな気持ちじゃないのかなぁ」
いつか本社に戻る……高宮さんの言葉が頭の中でこだまする。