黒皇帝は幼女化した愛しの聖女に気づかない~白い結婚かと思いきや、陛下の愛がダダ漏れです~
「うーん」と眉を寄せて悩んでいる陛下にハッとした。私でもタオルで体を拭くくらいのことはできる。
「へーか。私に皇后様のお世話をさせてください。お願いします」
「おまえに?」
「はい。ここに置いてもらう代わりに、私に皇后様のお世話をお任せください」
じっと陛下を見つめると、無言でタオルを渡された。
「ありがとうございます!」
早速体を拭こうとするも、陛下の視線が気になる。
「へーかは少しだけお部屋の外に出ていてください」
「なぜだ」
なぜって!
「殿方に素肌を見られるのは恥ずかしいものなのでし!」
私の熱弁が効いたのか、陛下は渋々寝室を出ていった。
「よかったぁ……」
ほっとしたところで、さっそく自分の体を拭くためにベッドにのぼる。
眠っている自分は相変わらず光の粒子に包まれている。この光はどうやら陛下には見えていないらしい。最後に見たときと比べて光が弱くなっているということはないが、それでも永遠にこのままだとは思えない。
この光が消えたら私はどうなるの?
あまり考えたくないが、いい方向とは考えにくい。
いったいどうしたらもとに戻れるのだろう。横たわる本体の手を握ったらひんやりとしている。両手でギュッと握り締めてみるが、なんの反応もない。
不安からじわじわと目頭が熱くなっていく。慌てて頭を左右に振った。
きっと何か手立てがあるはずよ。
眠る自分を見つめながら、諦めてはいけないと自分を叱咤した。
「へーか。私に皇后様のお世話をさせてください。お願いします」
「おまえに?」
「はい。ここに置いてもらう代わりに、私に皇后様のお世話をお任せください」
じっと陛下を見つめると、無言でタオルを渡された。
「ありがとうございます!」
早速体を拭こうとするも、陛下の視線が気になる。
「へーかは少しだけお部屋の外に出ていてください」
「なぜだ」
なぜって!
「殿方に素肌を見られるのは恥ずかしいものなのでし!」
私の熱弁が効いたのか、陛下は渋々寝室を出ていった。
「よかったぁ……」
ほっとしたところで、さっそく自分の体を拭くためにベッドにのぼる。
眠っている自分は相変わらず光の粒子に包まれている。この光はどうやら陛下には見えていないらしい。最後に見たときと比べて光が弱くなっているということはないが、それでも永遠にこのままだとは思えない。
この光が消えたら私はどうなるの?
あまり考えたくないが、いい方向とは考えにくい。
いったいどうしたらもとに戻れるのだろう。横たわる本体の手を握ったらひんやりとしている。両手でギュッと握り締めてみるが、なんの反応もない。
不安からじわじわと目頭が熱くなっていく。慌てて頭を左右に振った。
きっと何か手立てがあるはずよ。
眠る自分を見つめながら、諦めてはいけないと自分を叱咤した。