天才悪女は嘘を見破る2〜王太子の教育係になったはずが溺愛されてます。すべてを奪った義妹一家は自滅しました〜ユアン再会編
渋々納得したカーヴェル公爵は薬を調べる様子をジッと見守っている。
アマリリスはルシアンがあらかじめ用意しておいた手鏡サイズの円盤型の魔道具に、粉薬を少しだけ乗せた。
この魔道具にはルシアンに使われた毒薬の情報が入力されている。それと違うものなら赤、同一のものなら青く蓋が光る仕組みだ。
そっと蓋を閉じて、魔道具の解析を待つ。
ほんの数分がジリジリとアマリリスの心を掻き立て、シンと静まり返った執務室に痛いほどの静寂が流れた。
(これが青く光れば、カーヴェル公爵を捕えることができる……!)
やがて、魔道具の解析が終わり、魔道具の蓋が光り出す。
「――青、だわ」
この瞬間、カーヴェル公爵の持っていた薬が、ルシアン暗殺未遂に使われた毒薬と同じ成分だと証明できた。
アマリリスが呟いたのと同時に、ドカンッと大きな音を立てて施錠されていた扉が吹き飛ぶ。
「なっ、何事だ!?」
カーヴェル公爵はひどく驚いた様子で破壊されたドアに視線を向けた。
「やあ、久しぶりだね。カーヴェル公爵」
「第五騎士団、特別指揮官テオドール・クレバリーだ」
そこに現れたのは、ルシアンと青い雷が漏れ出すテオドールだった。
アマリリスはルシアンがあらかじめ用意しておいた手鏡サイズの円盤型の魔道具に、粉薬を少しだけ乗せた。
この魔道具にはルシアンに使われた毒薬の情報が入力されている。それと違うものなら赤、同一のものなら青く蓋が光る仕組みだ。
そっと蓋を閉じて、魔道具の解析を待つ。
ほんの数分がジリジリとアマリリスの心を掻き立て、シンと静まり返った執務室に痛いほどの静寂が流れた。
(これが青く光れば、カーヴェル公爵を捕えることができる……!)
やがて、魔道具の解析が終わり、魔道具の蓋が光り出す。
「――青、だわ」
この瞬間、カーヴェル公爵の持っていた薬が、ルシアン暗殺未遂に使われた毒薬と同じ成分だと証明できた。
アマリリスが呟いたのと同時に、ドカンッと大きな音を立てて施錠されていた扉が吹き飛ぶ。
「なっ、何事だ!?」
カーヴェル公爵はひどく驚いた様子で破壊されたドアに視線を向けた。
「やあ、久しぶりだね。カーヴェル公爵」
「第五騎士団、特別指揮官テオドール・クレバリーだ」
そこに現れたのは、ルシアンと青い雷が漏れ出すテオドールだった。