幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話
「俺は晴乃の下僕か、奴隷と化している気がする。
 結婚してくれるのかくれないのかわからない女なのに、俺の最近の生活は、こいつを中心に回っている」

 いや、そんな……

 なにをおっしゃってるんですかっ、と晴乃は衝撃を受けるが。

 征也は斜め上を見て考えたあと、

「奴隷って、なんかいいですね」
と爽やかな笑顔で言う。

 ……この人、充悟さんより一癖あるな。

 はは、と晴乃は苦笑いして、ほぼカップにない珈琲を飲んだ。








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