最期の晩餐
「お前、朝何食って来たんだよ」
林田さんが『アイスじゃないなら、何が原因なんだ』とばかりに、私の食生活を探る。
「朝ですか? 朝は……」
黒目を左上に向けて朝食を思い出す。
「あ、四枚切りの食パンを二枚食べました。一枚はチーズたっぷりのピザトーストにして、もう一枚はバターを塗ってその上に砂糖を塗しました」
そう、私は朝までは食欲旺盛だったのだ。
「え? 朝から⁉」
私がペロリと平らげた朝食に、美知さんドン引き。
「四枚切りって、一枚が相当分厚いわよね。それを二枚……。しかも、ピザトーストとシュガーバター……」
森山さんは、自分が食べたわけでもないのに「何か胃がムカムカする」と鳩尾の辺りを摩り、
「ただの食いすぎじゃねぇか。人騒がせな女だな‼ 一応管理栄養士の端くれだろうが。もう少し考えて食え」
林田さんは、呆れながら「チッ」と舌打ちをした。
隼人と別れてしまい、あんなに泣いたのに、何でこんなに食っているんだと、自分でもどうかと思ったさ。でも、悲しみと同時に襲ってきた怒りが食欲を増進させたんだもん。
「いいじゃん、別に‼ それに、管理栄養士の端くれじゃありませんー‼ ど真ん中ですー‼」
フンッ‼ と鼻息を撒き散らすと、
林田さんが『アイスじゃないなら、何が原因なんだ』とばかりに、私の食生活を探る。
「朝ですか? 朝は……」
黒目を左上に向けて朝食を思い出す。
「あ、四枚切りの食パンを二枚食べました。一枚はチーズたっぷりのピザトーストにして、もう一枚はバターを塗ってその上に砂糖を塗しました」
そう、私は朝までは食欲旺盛だったのだ。
「え? 朝から⁉」
私がペロリと平らげた朝食に、美知さんドン引き。
「四枚切りって、一枚が相当分厚いわよね。それを二枚……。しかも、ピザトーストとシュガーバター……」
森山さんは、自分が食べたわけでもないのに「何か胃がムカムカする」と鳩尾の辺りを摩り、
「ただの食いすぎじゃねぇか。人騒がせな女だな‼ 一応管理栄養士の端くれだろうが。もう少し考えて食え」
林田さんは、呆れながら「チッ」と舌打ちをした。
隼人と別れてしまい、あんなに泣いたのに、何でこんなに食っているんだと、自分でもどうかと思ったさ。でも、悲しみと同時に襲ってきた怒りが食欲を増進させたんだもん。
「いいじゃん、別に‼ それに、管理栄養士の端くれじゃありませんー‼ ど真ん中ですー‼」
フンッ‼ と鼻息を撒き散らすと、