【ピュア青春BL】幼なじみの君と、ずっとミニトマトを育てたい。
夏休みが終わり、ついに九月九日。由希くんが生まれてきてくれた日。日曜日だったから、いつもみたいに、何事もないかのようにさりげなく昼頃家に来てもらう約束をした。 朝から準備を頑張っている。今から作るのは、初めて由希くんに振る舞う料理。カフェで学んだフワフワタマゴのオムライスと、千切りキャベツとオリジナルドレッシング。後は野菜スープと、デザートは生クリームたっぷりのプリン。飲み物はアイスティーと、一応いちごミルクのパックも。
美味しい料理を常に作れる由希くんに食べてもらうのは緊張する。カフェでレシピを教えてもらい練習もしてきた。由希くんの笑顔を想像しながら料理を作ったからか、今までで一番形も綺麗で上手に出来た。プレゼントも準備したし、後は家に来てもらうだけ。時間が来るまでずっとソワソワしていた。
昼、家のチャイムがなった。深呼吸してドアを開け由希くんを出迎える。まっすぐいつものように部屋の中に来てもらった。今、テーブルには何も置いていない。由希くんはバナナに若干飽きてきていたし、バナナがなくても家に来てくれるようになったからたまにしか置かなくなった。テーブルの前に座ってもらうと、俺はキッチンから作ったものを次々に運んでテーブルに乗せていった。
「わっ、今日はなんかカフェみたいだね。オシャレ」
盛り付けにも拘ったからそう言われて、嬉しい。
驚くのも無理はない。なぜならうちでご飯を食べる時はだいたい由希くんが作ってくれる料理で、俺の方でたまに準備する時はスーパーで買ったお惣菜かラーメンだったから。今日は自分の分もついでに作った。そして綺麗にできた方を由希くんの前に置いた。準備が整うと、自分も由希くんの隣に座る。
「由希くん、お誕生日おめでとう」
美味しい料理を常に作れる由希くんに食べてもらうのは緊張する。カフェでレシピを教えてもらい練習もしてきた。由希くんの笑顔を想像しながら料理を作ったからか、今までで一番形も綺麗で上手に出来た。プレゼントも準備したし、後は家に来てもらうだけ。時間が来るまでずっとソワソワしていた。
昼、家のチャイムがなった。深呼吸してドアを開け由希くんを出迎える。まっすぐいつものように部屋の中に来てもらった。今、テーブルには何も置いていない。由希くんはバナナに若干飽きてきていたし、バナナがなくても家に来てくれるようになったからたまにしか置かなくなった。テーブルの前に座ってもらうと、俺はキッチンから作ったものを次々に運んでテーブルに乗せていった。
「わっ、今日はなんかカフェみたいだね。オシャレ」
盛り付けにも拘ったからそう言われて、嬉しい。
驚くのも無理はない。なぜならうちでご飯を食べる時はだいたい由希くんが作ってくれる料理で、俺の方でたまに準備する時はスーパーで買ったお惣菜かラーメンだったから。今日は自分の分もついでに作った。そして綺麗にできた方を由希くんの前に置いた。準備が整うと、自分も由希くんの隣に座る。
「由希くん、お誕生日おめでとう」