幼馴染に彼女ができたけどなんで私が嫉妬されてるの?
孤独な年越し
年末年始、オレの家族は毎年母ちゃんの実家に帰省する。
母ちゃんは、このときだけは必ず休みをもらうのだ。
中学生になったころから、オレとしてはちょっと面倒に思ったりもするようになったが、帰宅が遅い父ちゃんと年越しをして元旦から昼間家に一人でいるのもわびしいし、母ちゃんに着いていけばうまい料理やお年玉がもらえるから、文句を言いつつも付き合った。
だけど、今年は着いて行くのを止めた。
バイト先の喫茶店は、元旦こそ休みだけど、大晦日は夕方まで、新年は2日からやっていると聞き、働くことにしたからだ。
マスターも喜んでくれた。
今日は大晦日。
夕方5時に店仕舞い。
母ちゃんも竜もおらず、父ちゃんの帰宅が遅いことを知っているマスターは、自分の家族と食べる夕食にオレを誘ってくれた。
オレは喜んでご馳走になることにした。
マスターの料理もうまいけど、マスターの奥さんの料理も最高だった。
父ちゃんの夜食分まで持たせてもらい、オレは腹いっぱい、そして少しだけ心も満たされて家に帰った。
時刻は夜の8時。
暗い部屋リビングの明かりとテレビをつけた。
少しウトウトしながら、毎年お馴染みの大晦日番組つけながらスマホをいじって過ごした。
母ちゃんは、このときだけは必ず休みをもらうのだ。
中学生になったころから、オレとしてはちょっと面倒に思ったりもするようになったが、帰宅が遅い父ちゃんと年越しをして元旦から昼間家に一人でいるのもわびしいし、母ちゃんに着いていけばうまい料理やお年玉がもらえるから、文句を言いつつも付き合った。
だけど、今年は着いて行くのを止めた。
バイト先の喫茶店は、元旦こそ休みだけど、大晦日は夕方まで、新年は2日からやっていると聞き、働くことにしたからだ。
マスターも喜んでくれた。
今日は大晦日。
夕方5時に店仕舞い。
母ちゃんも竜もおらず、父ちゃんの帰宅が遅いことを知っているマスターは、自分の家族と食べる夕食にオレを誘ってくれた。
オレは喜んでご馳走になることにした。
マスターの料理もうまいけど、マスターの奥さんの料理も最高だった。
父ちゃんの夜食分まで持たせてもらい、オレは腹いっぱい、そして少しだけ心も満たされて家に帰った。
時刻は夜の8時。
暗い部屋リビングの明かりとテレビをつけた。
少しウトウトしながら、毎年お馴染みの大晦日番組つけながらスマホをいじって過ごした。