タイプではありませんが
どこまで本当なのか、噓なのか。
茶化しているようで、真剣で。
色んな表情を見せてくる星野に翻弄されっぱなしだ。
特にさっきの顔は……。
「……すごく良かった。輝いていて」
「うん」
「不覚にも、ちょっとドキッとした」
「そっか」
あっさり答えた返事とは裏腹に、星野の顔は赤くなる。
「いやー、照れるね。目の前で言われると」
楓の頬に添えていた手をパッと離し、手をうちわにしてパタパタと仰ぐ。
あら、結構動揺している?
余裕でいたのは僅かな間。
「キスしていい?」
言うと同時に唇を塞がれる。
――聞いている意味、ないじゃん。
楓の抗議は、割って入ってきた星野の舌に絡め取られた。