アラ還の、恋は野を越え山越え谷越えて
「あら、みんなお揃いで賑やかね」
郁先生が入ってきた。
「明日、朝の食事と診察が終わったら退院できますよ。匠先生は、明日は午前診察がありますよね」
ふん、何が言いたい。
「じゃ、俺が…」
克くんがすかさず手を上げた。
「退院は午後からで良い!」
「あら、じゃ退院許可が降りたことだし、1日分の部屋代は匠先生よろしくお願いします」
まったく腹黒い経営者だ。
「あと、退院しても直ぐには無理しないように。動いてなかったから一度にたくさん動かないでね。匠先生、わかってるよね」
何、ヘラヘラしてる。
「そんなことわかってる」
「そんなこと言って、退院して直ぐには夜の営み、無理はダメだからね」
紗依ちゃん達がいる前でこの人はまったく何を言っている。
「郁先生、大丈夫です。私たち、そんな関係じゃありません。こんな色気のないおばちゃん相手にそんなこと、ただのお茶のみ友達でしかありませんから」
由佳もばか正直に話すんじゃない。
回りの空気が変わった。
確かに最後まではやってない。
みんなが言ってたけじめ。
ご主人の一周忌がすんで挨拶してからと思っていただけだから。
「それにしても匠君、真面目だよね」
いつから環はそこにいる?
「由佳さんと出会ってから、匠君、スタッフから声かけられても断ることが出来るようになったもんね」
フォローかどうかわからんが余計なことを言って、さっさと出ていった。
環に続いて郁先生も出ていった。
「明日は手伝いに来ても良いかな」
紗依ちゃん達が遠慮している。
「もちろん紗依が来てくれたら嬉しいよ。でも、仕事優先してね。平日なんだから、もちろん克くんもだよ」
『わかった』って言って、二人も帰っていった。
あんなこと言って、紗依ちゃんは明日は来るんだろうな。
郁先生が入ってきた。
「明日、朝の食事と診察が終わったら退院できますよ。匠先生は、明日は午前診察がありますよね」
ふん、何が言いたい。
「じゃ、俺が…」
克くんがすかさず手を上げた。
「退院は午後からで良い!」
「あら、じゃ退院許可が降りたことだし、1日分の部屋代は匠先生よろしくお願いします」
まったく腹黒い経営者だ。
「あと、退院しても直ぐには無理しないように。動いてなかったから一度にたくさん動かないでね。匠先生、わかってるよね」
何、ヘラヘラしてる。
「そんなことわかってる」
「そんなこと言って、退院して直ぐには夜の営み、無理はダメだからね」
紗依ちゃん達がいる前でこの人はまったく何を言っている。
「郁先生、大丈夫です。私たち、そんな関係じゃありません。こんな色気のないおばちゃん相手にそんなこと、ただのお茶のみ友達でしかありませんから」
由佳もばか正直に話すんじゃない。
回りの空気が変わった。
確かに最後まではやってない。
みんなが言ってたけじめ。
ご主人の一周忌がすんで挨拶してからと思っていただけだから。
「それにしても匠君、真面目だよね」
いつから環はそこにいる?
「由佳さんと出会ってから、匠君、スタッフから声かけられても断ることが出来るようになったもんね」
フォローかどうかわからんが余計なことを言って、さっさと出ていった。
環に続いて郁先生も出ていった。
「明日は手伝いに来ても良いかな」
紗依ちゃん達が遠慮している。
「もちろん紗依が来てくれたら嬉しいよ。でも、仕事優先してね。平日なんだから、もちろん克くんもだよ」
『わかった』って言って、二人も帰っていった。
あんなこと言って、紗依ちゃんは明日は来るんだろうな。