アラ還の、恋は野を越え山越え谷越えて
~由佳 said ~
朝早くから紗依がきてくれた。
克くんは紗依を送って仕事に行ったらしい。
「克くん、もう一緒に住んでるんでしょ」
もじもじしながら、「今だけね。お母さんが退院したら、アパートに戻るって」
とりあえず紗依に報告をしよう。
「あのね、退院したら、次の診察まで匠さんのマンションに行こうと思ってる。それからのことは考え中。克くんの家賃も勿体ないし、切りの良いところでうちに来てもらったら?少し三人家族も体験させてもらっても良いし、ゆっくり考えよ」
「絶対だよ。三人家族」
有り難いなぁ。
会計は保険会社が支払ってくれるらしい。
この高そうな個室料金はどうなるんだろ?
健康だけが取り柄の私が、お産以来、擦り傷だけなのに色々な検査をして一週間も入院してしまった。
荷物をまとめて匠さんが来るのを待っていた。
午前診察が終わって『話の長い婆さんに捕まった』って言いながら匠さんがやって来た。
「快気祝いにランチでも行こう」
そこでこれからの話を紗依にしようと決めていた。
「元気になってもらわないとね」って言われて、ひつまぶしを頂くことに。
病気じゃなかったから食欲はある。
病院食も完食してたけど、やっぱり外に出ての食事は違う。
一生懸命に食べていたら視線が…。
「お母さん、匠さんが何か話したそうだよ」
食べるのに集中して、肝心の話を忘れてた。
朝早くから紗依がきてくれた。
克くんは紗依を送って仕事に行ったらしい。
「克くん、もう一緒に住んでるんでしょ」
もじもじしながら、「今だけね。お母さんが退院したら、アパートに戻るって」
とりあえず紗依に報告をしよう。
「あのね、退院したら、次の診察まで匠さんのマンションに行こうと思ってる。それからのことは考え中。克くんの家賃も勿体ないし、切りの良いところでうちに来てもらったら?少し三人家族も体験させてもらっても良いし、ゆっくり考えよ」
「絶対だよ。三人家族」
有り難いなぁ。
会計は保険会社が支払ってくれるらしい。
この高そうな個室料金はどうなるんだろ?
健康だけが取り柄の私が、お産以来、擦り傷だけなのに色々な検査をして一週間も入院してしまった。
荷物をまとめて匠さんが来るのを待っていた。
午前診察が終わって『話の長い婆さんに捕まった』って言いながら匠さんがやって来た。
「快気祝いにランチでも行こう」
そこでこれからの話を紗依にしようと決めていた。
「元気になってもらわないとね」って言われて、ひつまぶしを頂くことに。
病気じゃなかったから食欲はある。
病院食も完食してたけど、やっぱり外に出ての食事は違う。
一生懸命に食べていたら視線が…。
「お母さん、匠さんが何か話したそうだよ」
食べるのに集中して、肝心の話を忘れてた。