アラ還の、恋は野を越え山越え谷越えて
今日はおとなしく洗濯と食事の準備だけしておこう。
洗濯をしていると紗依から電話が。
「お母さん、大丈夫?」
退院して、バタバタして忘れてた。
どちらが子供か判らない。
「紗依、婚姻届のサインしてくれてたんだね」
「だってお母さん、ほっとけばいつになるか判んないし、
匠さん落ち着いたらいつでも出せるように書いておいてほしいって」
いつでもが、まさか翌日とは思ってないんじゃないかな?
とりあえず昨日、届けを出したことを伝えたらかなり驚いていたけど喜んでくれた。
「ならもう帰ってこないの?」
いやいや、必ず帰るから。
「一度、検診が終わったら帰るつもり。でも、克君は住んでもらってていいんだよ。克君の家なんだから、気を使わないでほしいの」
私が帰ることになって負担になってもらったら困る。
それなら帰らないほうが良い。
「なら式まで三人家族だね」
紗依の声が元気になった。
その後、結婚式の話で盛り上がって電話を切った。
気がつけばもうお昼。
夕飯の買い物にでも行こうと思ったら、玄関で鍵の空く音が。
「ただいま」
もう帰ってきたの!
両手いっぱいにスーパーの袋を持って、帰ってきた。
「今日は何を作ろうか?」
この人はホントに仕事をしてきたんだろうか?
事務的で無口な人だったはずなのに、最近の匠さんは全然違う。
「一緒に作る、それとも俺が作ろうか?」
こんなに変わってしまうなんて。
洗濯をしていると紗依から電話が。
「お母さん、大丈夫?」
退院して、バタバタして忘れてた。
どちらが子供か判らない。
「紗依、婚姻届のサインしてくれてたんだね」
「だってお母さん、ほっとけばいつになるか判んないし、
匠さん落ち着いたらいつでも出せるように書いておいてほしいって」
いつでもが、まさか翌日とは思ってないんじゃないかな?
とりあえず昨日、届けを出したことを伝えたらかなり驚いていたけど喜んでくれた。
「ならもう帰ってこないの?」
いやいや、必ず帰るから。
「一度、検診が終わったら帰るつもり。でも、克君は住んでもらってていいんだよ。克君の家なんだから、気を使わないでほしいの」
私が帰ることになって負担になってもらったら困る。
それなら帰らないほうが良い。
「なら式まで三人家族だね」
紗依の声が元気になった。
その後、結婚式の話で盛り上がって電話を切った。
気がつけばもうお昼。
夕飯の買い物にでも行こうと思ったら、玄関で鍵の空く音が。
「ただいま」
もう帰ってきたの!
両手いっぱいにスーパーの袋を持って、帰ってきた。
「今日は何を作ろうか?」
この人はホントに仕事をしてきたんだろうか?
事務的で無口な人だったはずなのに、最近の匠さんは全然違う。
「一緒に作る、それとも俺が作ろうか?」
こんなに変わってしまうなんて。