極上御曹司からは逃れられない運命でした
「司輝から聞きました。妹だって。私勘違いしてて」

すると那子さんは目を大きく開ける。

「呼び捨て!?」

あ、つい…

「あ、あははは…」

もしかして何も聞いてなかったのかな…
余計な事言っちゃったかも。

「ふふふ。そう。そういう感じなのね?」

そう言ってなんだかニヤニヤし出す那子さん。

「凛花ちゃん。良い事教えてあげる」

「え、何ですか?」

「司輝ね、女に呼び捨てさせた事ないよ」

「ええっ!? そ、そうなんですか!?」

「ふふふふふふ…ふはははははっ!」

おいおい。
悪魔みたいに笑うなよ。

那子さんは結構豪快だ。

「ちょ、那子さん。シー! 皆んな見てます!」

「あ、ごめんごめん。んで? 次いつ会うの?」

「え? あ、今日18時半に迎えきてもらって、中華を食べる約束しました」
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