極上御曹司からは逃れられない運命でした
「ま、仕事だから」

司輝が言う。

「そ、そっすね…。有難いっすね…」

そんな事をしていればすっかり外は陽が沈もうとしていた。

ぐぅーっと腹の虫が鳴く。

「ククククッ、そういや何も食べてなかったな」

「うん。お腹減ったね。何か作ろうか?」

「凛花が動けそうなら外食しようか」

「うん! 行く!」

「よし、それじゃ支度しよう」

今日も今日とて、司輝が選んだ服を着る私。

ショート丈でワイドなデザインの黒のシャギーニットに黒のタイトなペンシルスカート。

ニットの中には同色のタートルネックのインナーを合わせる。

お洒落だ。

「これで首は隠れるな」

なるほど。
そこまで考えてのコーディネートだったのね。

その上から最後にいくらしたんだっていうダウンを羽織る。

「ん。いいね」

私を見て満足そうに微笑む司輝。














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