極上御曹司からは逃れられない運命でした
髪を後ろで緩めにお団子にして軽くメイクも済んでるのであとは出るだけ。

司輝は、私と同じく黒のタートルネックのニットに黒のパンツを合わせて、首からダークグレーのストールを垂らして黒のロングコートを羽織った。

かっちょいい。

英国紳士って感じだ。

高身長に彫刻みたいな身体つきでスタイル抜群だから着こなせるんだろうな。

「行こう」

手を引かれて二人で玄関を出る。

このレジデンスの地下には専用の駐車場が付いていて、司輝の愛車が並んでいる。

その他にも高級車揃いだ。

「ここに住んでる人達凄いよね」

「まぁ、そうだな」

なんか私の車…
ちょっと笑う。

「お前もそろそろ車買い替えるか?」

私の車を見て司輝も笑う。

「あ、やっぱり?」

「あれはあれで良い味出してるけどな。最初驚いたよ。まさか四駆に乗ってると思わなかったし」

ブォンとエンジンの音が響き渡り駐車場から出る。
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