私の青春日記
「はー終わったあ!」





疲れた。




こんなに集中したのはいつぶりだろう。






「伊織、清水、これありがと」




私は二人のところに返しに行った。




「ん」




「よくこの時間で終わったね」




伊織がそう言って笑った。





「でしょ」






私が席についた瞬間に先生が入ってきた。




もうホームルームの時間だ。




私たちは『ギリギリだね』と目配せし合った。














五限目。




先生にバレてないよね、と少し緊張しながら理科室に入って、授業を受けた。





「今回のレポート、さっき目通したんだが」




ドキッとした。




もしかして───




「このクラスだと平崎のやつ、結構良かったな」





「えっ!?」





私と伊織と清水が同時に、しかも超でかい声で叫んだ。




理科の先生は、私たちに少し驚いたようだったが、そのあとすぐ他の話を始めた。






こんなことってあるんだ。



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