先輩はぼくのもの
戸惑いと変化
「…なにやってんすか」
クリスマスイブから数日経ったある日
あと2日で今年も終わる。
「彼氏くん、バイトだったんだなー。待ちくたびれたわ」
「誰も待ってって言ってませんけど」
なんでこんな年の瀬に、必要以上にコイツに会わないといけないのか。
バイトから帰ると家の前に龍弥がしゃがんでいた。
「帰ってください」
「冷たくね!?俺ずっと待ってたのに!」
「何も用事ありませんから」
「俺があんだよ!」
あ〜めんどくせー。
「コーヒーでいいですか?」
「冷たいのねー」
は?こんな寒いのにアイス?
てか
「用が済んだら一刻も早く帰ってください」
結局家にあげてしまってるぼく。


