【番外編】SP 橘は、“甘やかし専門医”です
暖房の効いた部屋。毛布にくるまって、紗良は航太の肩にもたれかかり、ぬくもりに包まれながらまどろんでいた。
航太は静かにノートパソコンを開き、昨日の続きを検索している。医学論文や体験談を読み漁るように、真剣な眼差し。
「……何調べてるの?」
紗良がぼそっと、眠たそうな声で聞く。
「紗良の症状。なんか、気になるから」
航太は目を離さずに答える。
「んー……心配しすぎだよ、私は元気だよ」
そう言いながらも、紗良は彼の体にぴとっとさらに寄り添う。
「いいから、休んでて。俺が調べる」
優しく言うその声に、紗良はくすっと笑って、
「……ありがとう、橘先生」
と茶化すように囁いた。
航太は小さくため息をつきながら、「患者が騒ぐと治るものも治らないんだけどな」と呟く。
「えー、それって私のこと?」
「それ以外に誰がいる」
二人の間に、穏やかな時間が流れていた。
航太は静かにノートパソコンを開き、昨日の続きを検索している。医学論文や体験談を読み漁るように、真剣な眼差し。
「……何調べてるの?」
紗良がぼそっと、眠たそうな声で聞く。
「紗良の症状。なんか、気になるから」
航太は目を離さずに答える。
「んー……心配しすぎだよ、私は元気だよ」
そう言いながらも、紗良は彼の体にぴとっとさらに寄り添う。
「いいから、休んでて。俺が調べる」
優しく言うその声に、紗良はくすっと笑って、
「……ありがとう、橘先生」
と茶化すように囁いた。
航太は小さくため息をつきながら、「患者が騒ぐと治るものも治らないんだけどな」と呟く。
「えー、それって私のこと?」
「それ以外に誰がいる」
二人の間に、穏やかな時間が流れていた。