無自覚男子にキュン!
この子、思ったことを素直に話せる子なんだ。
「名前…そうだ名前、私の名前は漣 胡桃…です。
じゃ、じゃあ」
「ちょっと、え!?」
話しかけたからには自己紹介は必須。
昨日もまたネットサーフィンして学んだ事。
だけど、あまりしつこくしたら今度こそ嫌われてしまうから、自己紹介して今日はもうやめよう。
自分にしてはよく頑張った方だと思う。
去り際に咳払いまでされたけれど、気にしてたら前に進めない。
全てが初めての環境に何を今更恐れているんだと謎の自信と喝力に、過去の自分はさぞかし驚いているだろう。
朝の会の5分前になって航くんが教室に入ってきた。
マイペースなのかな、なんて思っていたらその1分後に青空くんが怠そうに入ってきた。
航くんを見ようと横を向いた瞬間に青空くんと目が合い、案の定嫌な顔をされてしまった。
やっぱり、苦手だな。