私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
しかも私、魔術の天才ではあるけど……。
いまだに結構やばいポジションに、置かれたままだし……。
ああもう。
あちらを立てればこちらが立たずな状況で、どうやって幸せを掴み取ればいいの!?
「レオドール殿下の想いを受け入れて好意を抱けば、それで終わる話ではないか。何をそんなに思い悩むのか……。我にはよくわからぬ」
「いや、だから。私達は犬猿の仲……。啀み合っていて……」
「不仲同士が、結ばれてはいかんのか?」
「えっ」
純粋な疑問をぶつけられた私は、思わず素っ頓狂な声を上げて驚いてしまう。
「そんな法律は、聞いたことがないが。よく、言うであろう。嫌いも好きのうちであると」
「いや……」
「嫌いの反対は、無関心だ。最初から、殿下はエルネットに好意的だったと思うのだがな……」
「あ、あれで? 本気で言ってる?」
ガデムは幼い頃からレオドールに慕われて、彼の面倒をよく見ていたみたいだから……。嘘を言う訳がないって、わかっているけど……。
そうなんだろうなって言動には、心当たりがあっても。
それを素直に認められるかは、また別の問題だ。
いまだに結構やばいポジションに、置かれたままだし……。
ああもう。
あちらを立てればこちらが立たずな状況で、どうやって幸せを掴み取ればいいの!?
「レオドール殿下の想いを受け入れて好意を抱けば、それで終わる話ではないか。何をそんなに思い悩むのか……。我にはよくわからぬ」
「いや、だから。私達は犬猿の仲……。啀み合っていて……」
「不仲同士が、結ばれてはいかんのか?」
「えっ」
純粋な疑問をぶつけられた私は、思わず素っ頓狂な声を上げて驚いてしまう。
「そんな法律は、聞いたことがないが。よく、言うであろう。嫌いも好きのうちであると」
「いや……」
「嫌いの反対は、無関心だ。最初から、殿下はエルネットに好意的だったと思うのだがな……」
「あ、あれで? 本気で言ってる?」
ガデムは幼い頃からレオドールに慕われて、彼の面倒をよく見ていたみたいだから……。嘘を言う訳がないって、わかっているけど……。
そうなんだろうなって言動には、心当たりがあっても。
それを素直に認められるかは、また別の問題だ。