私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
「だったら……」
「他の男に奪われるより、よほどマシだ」
レオドールは私の考えを、全てお見通しだとばかりに吐き捨てた。
普段の彼だったら絶対に選択しないであろう決断に、私は思わず問いかけてしまった。
「本気で言ってんの?」
「俺が冗談を言うような男に、見えるのか」
「私に対しては、ずっと不誠実だったじゃん」
どうやら彼は私の指摘を受け、初めて自覚をしたようだ。
そんなこと、ある?
――普段は超絶、無口な癖に。
私に対してだけは揚げ足取りや嫌味ばばかりを口にして、好感度を下げてきた。
そんな 10年間の積み重ねが私達を不仲にさせてるって、気づいてなかったなんて……
あり得ないんだけど……。
「今さら好きです。結婚を前提に婚約してくださいとか、了承できるわけがないよ」
「なぜだ」
呆れの色を隠す気にもならず、肩を竦めれば。
レオドールは本当に私がそう思う理由がわからないようで、すぐさま問いかけてきた。
ーーこれは、大変なことになったぞ……。
あいつが負けず嫌いなのは、長い付き合いの中で重々承知している。
最悪の場合、説得しきれず押し切られてしまうかもしれない。
「他の男に奪われるより、よほどマシだ」
レオドールは私の考えを、全てお見通しだとばかりに吐き捨てた。
普段の彼だったら絶対に選択しないであろう決断に、私は思わず問いかけてしまった。
「本気で言ってんの?」
「俺が冗談を言うような男に、見えるのか」
「私に対しては、ずっと不誠実だったじゃん」
どうやら彼は私の指摘を受け、初めて自覚をしたようだ。
そんなこと、ある?
――普段は超絶、無口な癖に。
私に対してだけは揚げ足取りや嫌味ばばかりを口にして、好感度を下げてきた。
そんな 10年間の積み重ねが私達を不仲にさせてるって、気づいてなかったなんて……
あり得ないんだけど……。
「今さら好きです。結婚を前提に婚約してくださいとか、了承できるわけがないよ」
「なぜだ」
呆れの色を隠す気にもならず、肩を竦めれば。
レオドールは本当に私がそう思う理由がわからないようで、すぐさま問いかけてきた。
ーーこれは、大変なことになったぞ……。
あいつが負けず嫌いなのは、長い付き合いの中で重々承知している。
最悪の場合、説得しきれず押し切られてしまうかもしれない。