私達、犬猿の仲ですよね? 原作知識なしの悪役令嬢が許嫁解消したら、執着ツンデレ系の第二王子から求婚されました!
どことなく双子の兄の面影を感じる目の前にいる弟が、納得できないとばかりに声を震わせて私に問いかけた。
「貴様はなぜそこまで、俺を嫌う」
「そんなことすらわかんないのに、よく求婚なんてしたよね」
「答えろ」
怒気を含んだ命令口調に、呆れてものも言えない。
こいつはいつもこうなんだよね。
ほんと、自分勝手。
そう言うところが、嫌いなんだってば!
「私達は、互いの名前を呼ばない。それが今の関係を、表していると思うんだけど」
レオドールは、貴様とか君。
私からは、あいつとかあんた。
互いの名前は知っていても、呼び合わない男女が結婚するとか、あり得ないでしょ?
脈なしなのは、明らかなんだから。
さっさと私の目の前から、消えてくれないかな……。
そんな願いを隠しきれずに、彼の様子を窺っていれば。
レオドールはしっかりと頷くと、ピントがずれた発言をした。
「これからは極力、貴様の名を呼べばいいんだな」
「それが結婚の条件ってわけじゃ、ないからね?」
「違うのか……」
レオドールは、驚きの色を隠せない様子で口を動かす。
「貴様はなぜそこまで、俺を嫌う」
「そんなことすらわかんないのに、よく求婚なんてしたよね」
「答えろ」
怒気を含んだ命令口調に、呆れてものも言えない。
こいつはいつもこうなんだよね。
ほんと、自分勝手。
そう言うところが、嫌いなんだってば!
「私達は、互いの名前を呼ばない。それが今の関係を、表していると思うんだけど」
レオドールは、貴様とか君。
私からは、あいつとかあんた。
互いの名前は知っていても、呼び合わない男女が結婚するとか、あり得ないでしょ?
脈なしなのは、明らかなんだから。
さっさと私の目の前から、消えてくれないかな……。
そんな願いを隠しきれずに、彼の様子を窺っていれば。
レオドールはしっかりと頷くと、ピントがずれた発言をした。
「これからは極力、貴様の名を呼べばいいんだな」
「それが結婚の条件ってわけじゃ、ないからね?」
「違うのか……」
レオドールは、驚きの色を隠せない様子で口を動かす。