旦那様、離婚の覚悟を決めました~堅物警視正は不器用な溺愛で全力阻止して離さない~
口内に侵入を果たしたあなたの舌が、舌先も上顎も、果ては犬歯の裏の窪みまで念入りに這う。
角度を変えてさらに深く吸いついてきたあなたの唇は熱く、それがようやく離れてくれた頃には、私の息はすっかり上がっていた。
「は、ぁ……っ」
「本当に可愛い。またしたくなる」
貪ったばかりの私の唇を親指の腹で撫でつけたあなたの、『またしたくなる』という言葉が妙に耳に残る。
なにを、とぼんやり考える。きつく抱き寄せられた身体の、ちょうど下腹の辺りにふと硬い感触を覚え、私はようやく答えに辿り着いた。
瞬間、引きかけていた頬の熱がひと息に再燃する。
「きっ、昨日あんなにしたのにですか?」
「あんなにってほどだったか?」
「そん……な馬鹿な……」
質問を質問で返され、私の口からは信じられないとばかりの独り言が漏れてしまう。
「冗談だ、君がつらいならしない。風呂と朝食の用意ができてる、君のために準備した」
笑い交じりのあなたの声は、苦笑気味にも気遣わしげにも聞こえた。
再びきつく抱き締められ、今度は甘いだけの口づけを降らされながら、私の意識はどうしてもあなたの熱に向いてしまう。昨晩、私を奥まで暴いて陥落させたあなたの欲は、キスの間もずっと熱いままだ。
角度を変えてさらに深く吸いついてきたあなたの唇は熱く、それがようやく離れてくれた頃には、私の息はすっかり上がっていた。
「は、ぁ……っ」
「本当に可愛い。またしたくなる」
貪ったばかりの私の唇を親指の腹で撫でつけたあなたの、『またしたくなる』という言葉が妙に耳に残る。
なにを、とぼんやり考える。きつく抱き寄せられた身体の、ちょうど下腹の辺りにふと硬い感触を覚え、私はようやく答えに辿り着いた。
瞬間、引きかけていた頬の熱がひと息に再燃する。
「きっ、昨日あんなにしたのにですか?」
「あんなにってほどだったか?」
「そん……な馬鹿な……」
質問を質問で返され、私の口からは信じられないとばかりの独り言が漏れてしまう。
「冗談だ、君がつらいならしない。風呂と朝食の用意ができてる、君のために準備した」
笑い交じりのあなたの声は、苦笑気味にも気遣わしげにも聞こえた。
再びきつく抱き締められ、今度は甘いだけの口づけを降らされながら、私の意識はどうしてもあなたの熱に向いてしまう。昨晩、私を奥まで暴いて陥落させたあなたの欲は、キスの間もずっと熱いままだ。