旦那様、離婚の覚悟を決めました~堅物警視正は不器用な溺愛で全力阻止して離さない~
くらりと目が回る。
気づいたときには、あなたは逃げ場ごと奪うように私の腰に馬乗りになっていた。
片手で両目を覆ったあなたの頬は、昨晩の情事の最中よりも赤く染まって見えた。
「人が一生懸命我慢しようとしてるときになんでそんなこと言うんだ!?」
「えっ、だ、だってそんなになってるのに」
「朝飯も朝風呂も全部君のためだけに支度したのに、行かせてやれなくなるだろ!」
悩ましげに呟いたあなたの声に、つい笑いが零れてしまう。
「ええとありがとうございます、では両方ともいただいてから続きを」
「生殺しが上手だな?」
「や、やっぱり駄目ですか?」
「……いいえ……」
「すごい不服そう……フフッ、すみません……」
とうとう声をあげて笑い出した私につられたらしい。
次の瞬間には、あなたもしかめた顔を崩して、そのままひとしきりふたりで笑い合ってしまった。
気づいたときには、あなたは逃げ場ごと奪うように私の腰に馬乗りになっていた。
片手で両目を覆ったあなたの頬は、昨晩の情事の最中よりも赤く染まって見えた。
「人が一生懸命我慢しようとしてるときになんでそんなこと言うんだ!?」
「えっ、だ、だってそんなになってるのに」
「朝飯も朝風呂も全部君のためだけに支度したのに、行かせてやれなくなるだろ!」
悩ましげに呟いたあなたの声に、つい笑いが零れてしまう。
「ええとありがとうございます、では両方ともいただいてから続きを」
「生殺しが上手だな?」
「や、やっぱり駄目ですか?」
「……いいえ……」
「すごい不服そう……フフッ、すみません……」
とうとう声をあげて笑い出した私につられたらしい。
次の瞬間には、あなたもしかめた顔を崩して、そのままひとしきりふたりで笑い合ってしまった。