幼なじみ~Save the Earth0 Epi.1~
炎はゆっくりと、塀に私の背中をくっつけた


「炎?」


「もう少しだけ、ここにいて。」


「うん。」


そんな願いごとだったら、いつでもOKだ


「はい。ここで約束の…」


私は、炎の肩を止めた


「そういうところだけ、律儀よね。」


「俺は、約束を守る男だから。」


「ウソ。」


「ウソじゃないって。
家まで送ったら、ここでキスをする事って決めてから、しない日あった?」


「…ない。」


「だろう?
だから、ここでしないわけにはいかないんだって。」


そしてまた、炎の顔が近づいてくる



「私がしたくないって言ったら?…」


炎は、私の唇に触れる直前で止めた


「それ…本気で言ってるの?」


私は、ぎこちなくうなづいた


そして炎の顔は、私から離れていく


「ごめんなさい。」



何に対してなのか


分からないけれどとにかく謝った



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