幼なじみ~Save the Earth0 Epi.1~
「あなた、今やりたいことできてるの?」
伯母様が炎に聞いた
「どうしてもやりたいことがあるって、高校受験の時に言ってたじゃない…」
「やめろよ、海雨の前で。」
炎はそう言って、さっさとメロンを食べ終わると、また二階へといってしまった
「お兄ちゃん、怒った。」
瑠璃ちゃんはのん気だ
「そうね、ごめんね。海雨。」
「ううん…」
私は炎が不機嫌になったことよりも、それだけのことを言ってまで、今の高校に来た理由が気になった
だって私たちが通う学校は進学校だが、特別何か特色があるような学校でもなく
何の部活にも入っていない炎に、そういうものがあるというだけで不思議だった
私はおやつを食べ終わると、炎の元へと向かった
伯母様が炎に聞いた
「どうしてもやりたいことがあるって、高校受験の時に言ってたじゃない…」
「やめろよ、海雨の前で。」
炎はそう言って、さっさとメロンを食べ終わると、また二階へといってしまった
「お兄ちゃん、怒った。」
瑠璃ちゃんはのん気だ
「そうね、ごめんね。海雨。」
「ううん…」
私は炎が不機嫌になったことよりも、それだけのことを言ってまで、今の高校に来た理由が気になった
だって私たちが通う学校は進学校だが、特別何か特色があるような学校でもなく
何の部活にも入っていない炎に、そういうものがあるというだけで不思議だった
私はおやつを食べ終わると、炎の元へと向かった