次期ホテル王として戻ってきたイジワル幼馴染に溺愛されています
「ほら、ちゃんと画面を見ないと。ストーリーについていけなくなるぞ」
「……分かってるもん」
つんと唇を尖らせて拗ねれば、今度はうなじにキスが降ってきた。
そうやって映画を観ながら、手を握ったり、頭を撫でたりしてくる。油断したタイミングでキスされたかと思えば、また離されて、気がおかしくなりそうだった。
――手は出さないって言ってたけど、これだってアウトじゃない……!?
むしろ、生殺しにされてるような気分だ。
やられっぱなしになっているのも癪で、私から不意を見て顎先にキスしたら、今度はお返しとばかりに顎を掴まれ深く口づけられた。
でもまたすぐに離されて、彼の視線がテレビに戻る。
結局、最後まで彼に弄ばれながら私は映画を観た。だけど全然内容が入ってこなくて、どんなストーリーだったのか思い出せなかった。
「割と面白かったな」
「…………」
「おーい、柚希?」
拗ねるな、と言わんばかりに大きな手で頭を撫でられる。それでもそっぽを向いたら、達成さんが笑い出した。
「ごめん、ちょっとイジメすぎたか?」
「……自覚があってなによりです」
「さっきも言ったけど、手が早い男だって思われなくないからな。それに、俺は柚希のことを大事にしたい。だから、また今度」
と言って額にキスされる。
また今度、と言われて、次がある嬉しさに喜んでしまった。我ながら現金だとも思う。
「……分かってるもん」
つんと唇を尖らせて拗ねれば、今度はうなじにキスが降ってきた。
そうやって映画を観ながら、手を握ったり、頭を撫でたりしてくる。油断したタイミングでキスされたかと思えば、また離されて、気がおかしくなりそうだった。
――手は出さないって言ってたけど、これだってアウトじゃない……!?
むしろ、生殺しにされてるような気分だ。
やられっぱなしになっているのも癪で、私から不意を見て顎先にキスしたら、今度はお返しとばかりに顎を掴まれ深く口づけられた。
でもまたすぐに離されて、彼の視線がテレビに戻る。
結局、最後まで彼に弄ばれながら私は映画を観た。だけど全然内容が入ってこなくて、どんなストーリーだったのか思い出せなかった。
「割と面白かったな」
「…………」
「おーい、柚希?」
拗ねるな、と言わんばかりに大きな手で頭を撫でられる。それでもそっぽを向いたら、達成さんが笑い出した。
「ごめん、ちょっとイジメすぎたか?」
「……自覚があってなによりです」
「さっきも言ったけど、手が早い男だって思われなくないからな。それに、俺は柚希のことを大事にしたい。だから、また今度」
と言って額にキスされる。
また今度、と言われて、次がある嬉しさに喜んでしまった。我ながら現金だとも思う。