次期ホテル王として戻ってきたイジワル幼馴染に溺愛されています
予想していなかった発言に、呆けた声が出る。
彼はいま、なんて言ったのだろう。
脱ぐ? ワイシャツを? 彼の目の前で?
また熱がぶり返して、全身から火が噴き出しそうだった。
緊張による嫌な汗が背中を伝う。
そんな、まさか、と達成さんを見るも、彼の表情は真剣だった。
「ほら、早くしてください。人を呼んで回収させますから」
「は、はい……」
残念ながら断れる雰囲気でもなく、私ははだけた襟元の下からひとつひとつボタンを外していく。
このまま見られ続けるのかと思いきや、達成さんはソファーから立つと、何処かへ消えてしまった。
ほどなくして戻ってきた彼の手には代わりの服がある。彼は私に服を渡すと、視線を外して、少し離れた場所に座った。
「着替え終えましたか?」
「はい……」
「では、これはすぐ直してもらいます」
そう言って、彼が玄関へ向かっていく。その間、私は彼から渡された服に袖を通した。
着心地のいいシャツだけど、かなりブカブカしている。半袖のシャツだけれど、肘まですっぽりと隠れるし、お尻まで隠れるほどの長さがあった。おまけに柔軟剤の甘い香りがして、これが彼の私物であることも相まって、目眩がしそうだ。
彼はいま、なんて言ったのだろう。
脱ぐ? ワイシャツを? 彼の目の前で?
また熱がぶり返して、全身から火が噴き出しそうだった。
緊張による嫌な汗が背中を伝う。
そんな、まさか、と達成さんを見るも、彼の表情は真剣だった。
「ほら、早くしてください。人を呼んで回収させますから」
「は、はい……」
残念ながら断れる雰囲気でもなく、私ははだけた襟元の下からひとつひとつボタンを外していく。
このまま見られ続けるのかと思いきや、達成さんはソファーから立つと、何処かへ消えてしまった。
ほどなくして戻ってきた彼の手には代わりの服がある。彼は私に服を渡すと、視線を外して、少し離れた場所に座った。
「着替え終えましたか?」
「はい……」
「では、これはすぐ直してもらいます」
そう言って、彼が玄関へ向かっていく。その間、私は彼から渡された服に袖を通した。
着心地のいいシャツだけど、かなりブカブカしている。半袖のシャツだけれど、肘まですっぽりと隠れるし、お尻まで隠れるほどの長さがあった。おまけに柔軟剤の甘い香りがして、これが彼の私物であることも相まって、目眩がしそうだ。