私を忘れた彼を やっぱり私は忘れられない
トップの成績で合格したので、弁護士
なんかいつでもなれるんだから判事や
検事をやってからでも遅くないと先生に
しつこく言われたのだが、俺は
伊藤一先生の下で働くと決めていたので
ぶれることはなかった。
司法修習生の給料と言うか給費は安い。
幸の給料より安いのだ。
それでも決まった収入があるのはとても
ありがたい。
司法修習が始まる時にもうしばらくは
幸に頑張って欲しいと頭を下げた。
幸は“いいよ。赤ちゃんができたらちょっと
困るけど、それまでは私も働きたい”と
言ってニコニコしていた。
とにかく司法試験が通ったのだから
それで十分と言っていた。
幸は客室係の変わってからは少し出社の
時間が遅くなって満員電車には乗らなくて
済むようになった。
相変わらず2部制なので午後から出勤の
時もあるが帰りは9時には帰ってくる
ようになった。
でも帰りはいつも駅まで迎えに行って
手を繋いで帰って来るのが修習講習の間の
息抜きになっている。
時々帰りに遅い食事を食べて帰ることも
ある。
その位の余裕は出来たので、幸は帰ってから
何か作るというのだが、時々は少しの贅沢を
楽しめるようになった。
なんかいつでもなれるんだから判事や
検事をやってからでも遅くないと先生に
しつこく言われたのだが、俺は
伊藤一先生の下で働くと決めていたので
ぶれることはなかった。
司法修習生の給料と言うか給費は安い。
幸の給料より安いのだ。
それでも決まった収入があるのはとても
ありがたい。
司法修習が始まる時にもうしばらくは
幸に頑張って欲しいと頭を下げた。
幸は“いいよ。赤ちゃんができたらちょっと
困るけど、それまでは私も働きたい”と
言ってニコニコしていた。
とにかく司法試験が通ったのだから
それで十分と言っていた。
幸は客室係の変わってからは少し出社の
時間が遅くなって満員電車には乗らなくて
済むようになった。
相変わらず2部制なので午後から出勤の
時もあるが帰りは9時には帰ってくる
ようになった。
でも帰りはいつも駅まで迎えに行って
手を繋いで帰って来るのが修習講習の間の
息抜きになっている。
時々帰りに遅い食事を食べて帰ることも
ある。
その位の余裕は出来たので、幸は帰ってから
何か作るというのだが、時々は少しの贅沢を
楽しめるようになった。