私を忘れた彼を やっぱり私は忘れられない
幸はお料理を習いに行くことにした。

パン作りと家庭料理が両方習える講座が
あったのでそのコースを取った。

ちょっといいオーブンレンジに買い替えたのが
すごい贅沢をした感じでそのオーブンレンジが
来た時にはすごくうれしくてワクワクした。

料理教室の受講料も結構な値段がするので
どうしようかと2~3ケ月悩んでいたのだ。

ある日ユキに“幸何か悩み事?仕事場で何か
嫌な事でもあった?”と聞かれたので、
料理教室の受講料が高いからどうしようか
迷ってると言ったら、大笑いされて
”弁護士の奥様が何を言ってるんだ。
俺は幸に贅沢させるために頑張って
弁護士になったんだぞすぐに申し込んで
来い“といって叱られた。

半年もすると、ちょっといいマンションに
変われる位にお金がたまったが、
このマンションにも愛着があるし
どうせならマンションを購入できる
くらいの頭金をためて分譲のマンションを
買おうという事になった。

幸はまた新たな目標ができたことで
働くことに意欲が出たし、節約生活も
楽しんで続けた。

ただ、食事が少し贅沢になった。

朝は幸が焼いたパンに野菜が中心の
メニューで、相変わらずお弁当を
作っているがお肉は少しランクの
良いものになったし、お米も上等な
ものになった。

ごはんが大好きなユキに美味しい
ご飯を食べさせたかったのだ。
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