鉄の女社長は離婚したいのに人たらし御曹司に溺愛される
「へぇ、泳いだの?」
「ええ。砂遊びに貝殻拾いも楽しかった。海の家でかき氷を買ってパラソルの下で食べたのよ」
そう言うと、昴がウインカーを上げた。
「ちょうどいいところに店がある。かき氷も売っているかもしれない」
ハワイ風の建物の壁に大きくカフェと書かれている。
パーキングは広く、パラソル付きのテラス席もたくさん並んでいた。
海を眺めながら休憩できるようだ。
昼時はとっくに過ぎているからかパーキングもテラス席も結構空きがあった。
車を止めて外へ出ると、やや強い潮風に髪がなびいた。
「ヘアゴムを持ってくればよかったわ」
横髪を何度も耳にかけながら言うと、昴がジャケットのポケットから水色のハンカチを出した。
「これで代用しよう。後ろを向いて」
「ありがとう……」
彼の長い指が絢乃の髪をすく。
手櫛で髪を束にして結わえてくれている間、胸が高鳴って仕方ない。
(恥ずかしいわ。でも、昴さんに触れられると気持ちいい)
他の男性なら絶対に断った。
パーソナルスペースに踏み込まれたくないからだ。
昴だと安心していられる。
夫婦の距離が昨日よりも近づいているのを感じ、嬉しく思った。
器にこぼれんばかりに盛られたかき氷を店内でふたつ買い、テラスに出た。
パラソルがついた四人掛けの丸テーブルに、隣り合って座る。
海を眺めながら食べるかき氷は美味しい。
「ええ。砂遊びに貝殻拾いも楽しかった。海の家でかき氷を買ってパラソルの下で食べたのよ」
そう言うと、昴がウインカーを上げた。
「ちょうどいいところに店がある。かき氷も売っているかもしれない」
ハワイ風の建物の壁に大きくカフェと書かれている。
パーキングは広く、パラソル付きのテラス席もたくさん並んでいた。
海を眺めながら休憩できるようだ。
昼時はとっくに過ぎているからかパーキングもテラス席も結構空きがあった。
車を止めて外へ出ると、やや強い潮風に髪がなびいた。
「ヘアゴムを持ってくればよかったわ」
横髪を何度も耳にかけながら言うと、昴がジャケットのポケットから水色のハンカチを出した。
「これで代用しよう。後ろを向いて」
「ありがとう……」
彼の長い指が絢乃の髪をすく。
手櫛で髪を束にして結わえてくれている間、胸が高鳴って仕方ない。
(恥ずかしいわ。でも、昴さんに触れられると気持ちいい)
他の男性なら絶対に断った。
パーソナルスペースに踏み込まれたくないからだ。
昴だと安心していられる。
夫婦の距離が昨日よりも近づいているのを感じ、嬉しく思った。
器にこぼれんばかりに盛られたかき氷を店内でふたつ買い、テラスに出た。
パラソルがついた四人掛けの丸テーブルに、隣り合って座る。
海を眺めながら食べるかき氷は美味しい。