鉄の女社長は離婚したいのに人たらし御曹司に溺愛される
「従兄とは子供の頃から親しくしていて、兄のように思っているわ。だから結婚する美沙さんといい関係でいたかったけど、嫌われてしまった気がするのよ」
昴が想像しやすいように、三条家での会話や美沙の様子を話した。
「話題の中心が美沙さんじゃないのが面白くなかったのかと思ったけど、単純に私が苦手なタイプだったのかもしれないわ。昴さんはどう思う?」
真面目に考えてくれた彼が、いくつか推論をあげる。
「初対面の人が苦手だということもある。緊張していただけかもしれないし、大企業の社長と聞いて気後れしたのかもしれない。俺はプライベートで友人を作ろうとする時に、なるべく肩書を言わないようにしている。親しくなる前に壁を作られるから」
気持ちをわかってくれて、少しだけ嬉しくなる。
「そうなの。私も言うつもりはなかったんだけど、伯父が話してしまったから。やっぱりそのせい?」
「他に考えられるとするなら、従兄との仲のよさそうな様子に嫉妬されたとか」
「えっ、私とお兄ちゃんの仲を疑ってるの?」
突拍子もない意見に、強く首を横に振った。
法律的には結婚も可能だが和志を異性として見たことは一度もないし、向こうも同じなのは間違いない。
「可能性として言ったまでだよ。正解は美沙さんにしかわからない。本人に直接聞くべきだと思うよ。このままでは絢乃さんが三条家に行きにくくなるんじゃないか?」
「そうよね。でも、聞いたことで余計に行けなくなる気もして……」
昴が想像しやすいように、三条家での会話や美沙の様子を話した。
「話題の中心が美沙さんじゃないのが面白くなかったのかと思ったけど、単純に私が苦手なタイプだったのかもしれないわ。昴さんはどう思う?」
真面目に考えてくれた彼が、いくつか推論をあげる。
「初対面の人が苦手だということもある。緊張していただけかもしれないし、大企業の社長と聞いて気後れしたのかもしれない。俺はプライベートで友人を作ろうとする時に、なるべく肩書を言わないようにしている。親しくなる前に壁を作られるから」
気持ちをわかってくれて、少しだけ嬉しくなる。
「そうなの。私も言うつもりはなかったんだけど、伯父が話してしまったから。やっぱりそのせい?」
「他に考えられるとするなら、従兄との仲のよさそうな様子に嫉妬されたとか」
「えっ、私とお兄ちゃんの仲を疑ってるの?」
突拍子もない意見に、強く首を横に振った。
法律的には結婚も可能だが和志を異性として見たことは一度もないし、向こうも同じなのは間違いない。
「可能性として言ったまでだよ。正解は美沙さんにしかわからない。本人に直接聞くべきだと思うよ。このままでは絢乃さんが三条家に行きにくくなるんじゃないか?」
「そうよね。でも、聞いたことで余計に行けなくなる気もして……」