酔って寝てたら保護されましたが、これが恋の始まりだなんて聞いてません〜警察官の甘やかな独占欲に包まれて〜

甘い挑発、警察官の掟

久しぶりの休日、二人は渋谷にある落ち着いた雰囲気のレストランでランチを楽しんでいた。

日差しが大きな窓から差し込み、店内は穏やかな明るさに包まれている。

「夜勤がないと、お休み会うから良いね」と奈緒が微笑みながら言うと、瀬戸も頷いた。

「うん、奈緒と付き合ったタイミングでこの辞令が出たのは、本当に奇跡だし、奈緒の東京日報への異動もミラクルだよね」

「ほんと、ちょっと出来すぎてるくらい」
奈緒はそう言って、フォークを置き、ふと瀬戸の顔を見つめる。

「そういえば、拓真くん……瀬戸警部補になったんでしょ?」
「うん。ま、階級は形式みたいなもんだけどね」

「すごいね、自慢の彼氏だー」
奈緒は照れもなく、まっすぐな目で言った。

瀬戸は一瞬驚いたように目を見開き、すぐに照れくさそうに笑った。

「その言葉、録音して着信音にしていい?」
「やめて、それ恥ずかしすぎる」

穏やかであたたかな空気が二人の間に流れる中、食後のコーヒーが運ばれてきた。

このあと、瀬戸の自宅での“おうちデート”へと向かう予定だった。
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