酔って寝てたら保護されましたが、これが恋の始まりだなんて聞いてません〜警察官の甘やかな独占欲に包まれて〜

甘やかな夜の始まり

拓真の家に戻ると、二人は自然な流れでシャワーを浴びた。

お互いに着替えて、持ってきたパジャマに袖を通す。

ふわりと柔らかい素材が肌に触れ、心地よい安堵感が広がった。

リビングのソファに並んで腰掛けると、拓真がそっと腕を回して奈緒を引き寄せる。
「疲れた?」と優しく囁く声に、奈緒は小さくうなずいた。

拓真はいたずらっぽく笑いながら、顔をぐっと近づけた。
「じゃあ、今からたっぷり甘やかしてあげる」

その言葉通り、唇がそっと重なり合い、優しく深く絡み合うキスが始まった。

奈緒の心は蕩けていき、自然と甘い吐息が漏れ出す。
「ん……」と甘く震える声に、拓真はますます愛おしさを募らせた。

「俺のもの、誰にも渡さないからな」
低く絞り出すような独占欲のこもった声に、奈緒は胸の奥が熱くなる。

ソファの隅から、ゆっくりと、でも確かな力で奈緒を抱きかかえる。
「ベッドに運ぶよ」

奈緒の抵抗はまったくなく、むしろその腕の中に身をゆだねる。

拓真は優しく、けれど熱を帯びた瞳で奈緒を見つめながら、静かに部屋の奥へ向かった。

その瞬間、二人だけの甘く深い時間が始まろうとしていた。
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