酔って寝てたら保護されましたが、これが恋の始まりだなんて聞いてません〜警察官の甘やかな独占欲に包まれて〜
翌朝、柔らかな陽ざしがカーテン越しに差し込み、ベッドの中でふたりはまだ夢の余韻に包まれていた。

奈緒はまどろんだまま、小さな声でぽつりと言った。
「今、夢を見てたよ」

拓真は優しく目を細めて、「どんな夢?」と尋ねる。

奈緒は少し恥ずかしそうに、「酔って寝ちゃってて、制服姿の拓真くんに怒られる夢だったの」と囁いた。

拓真は軽く笑いながら、「そうだよ。悪いことしたらお仕置きだからね」と冗談交じりに言う。

奈緒は目を丸くして、「でも、酔い潰れて道で寝ててよかったんだよ」

「なんで?」と拓真が聞くと、奈緒は小さな声で、「だって、拓真くんが声かけてくれたから」

その言葉に、拓真は「こら、奈緒。悪い子だな」といたずらっぽく言いながら、ぐっと腰を引き寄せた。

首筋にそっとキスを落とされ、奈緒の心の奥に火が灯る。

スイッチが入りそうになるのを、慌てて手で押さえながらも、拓真の唇が再び重なるたびに、愛しさが深く満ちていくのを感じていた。
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