酔って寝てたら保護されましたが、これが恋の始まりだなんて聞いてません〜警察官の甘やかな独占欲に包まれて〜
「交番入ったらね、最初は別の警察官が出てきたの」
「その時は安心したの。あー、違う人だって」
「でも、座って待ってたら、ドアが開いて……その人が帰ってきたの」
「イケメンお巡りさんが、制服で」
「うわって、体が勝手に反応した」
「逃げろって、全細胞が言ってた」
「案の定、向こうも私のこと覚えてて」
「なんか空気が……一瞬、交番内が静まり返ったの」
「自己紹介しても、最初は誰も返事してくれなくて」
「死んだほうがマシって思った」
「でも、川合さんっていうちょっとおちゃらけた先輩警察官がいて」
「その人が、“今日の担当は瀬戸でーす”って紹介してくれて」
「……瀬戸さんが、イケメンお巡りさん」
「いやほんと、終わったと思った」
「ちゃんと取材はしたよ?一応、記者だから真面目にはやった」
「でもさ、瀬戸さん、途中でペットボトルの水飲んだの」
「目の前で」
「そのペットボトル見ただけで、あの日のことが蘇って……」
「“お巡りさん水買って〜”って私が言ったの、思い出しちゃって」
「穴があったら入りたかった」
「取材終わった後も、“最近、酔っ払い寝込み案件多いんですよね”って、絶対わざと」
「私のこと、茶化してるの」
「それで、私、真っ赤になって、また謝って」
「そしたら川合さんが、“瀬戸、結婚してあげなよ”とか言い出して」
「交番内、大爆笑」
「私は、真顔で“本当にすみません”って言いながら、泣きそうだった」
花夏は笑いすぎて、もう箸を持てなくなっていた。
「ねぇ、最高すぎる……!ちょっと、その瀬戸さんってどんな人?」
奈緒は水を飲み干して、遠い目をした。
「……冷静で、ちょっと意地悪で、たまに優しい人」
「その時は安心したの。あー、違う人だって」
「でも、座って待ってたら、ドアが開いて……その人が帰ってきたの」
「イケメンお巡りさんが、制服で」
「うわって、体が勝手に反応した」
「逃げろって、全細胞が言ってた」
「案の定、向こうも私のこと覚えてて」
「なんか空気が……一瞬、交番内が静まり返ったの」
「自己紹介しても、最初は誰も返事してくれなくて」
「死んだほうがマシって思った」
「でも、川合さんっていうちょっとおちゃらけた先輩警察官がいて」
「その人が、“今日の担当は瀬戸でーす”って紹介してくれて」
「……瀬戸さんが、イケメンお巡りさん」
「いやほんと、終わったと思った」
「ちゃんと取材はしたよ?一応、記者だから真面目にはやった」
「でもさ、瀬戸さん、途中でペットボトルの水飲んだの」
「目の前で」
「そのペットボトル見ただけで、あの日のことが蘇って……」
「“お巡りさん水買って〜”って私が言ったの、思い出しちゃって」
「穴があったら入りたかった」
「取材終わった後も、“最近、酔っ払い寝込み案件多いんですよね”って、絶対わざと」
「私のこと、茶化してるの」
「それで、私、真っ赤になって、また謝って」
「そしたら川合さんが、“瀬戸、結婚してあげなよ”とか言い出して」
「交番内、大爆笑」
「私は、真顔で“本当にすみません”って言いながら、泣きそうだった」
花夏は笑いすぎて、もう箸を持てなくなっていた。
「ねぇ、最高すぎる……!ちょっと、その瀬戸さんってどんな人?」
奈緒は水を飲み干して、遠い目をした。
「……冷静で、ちょっと意地悪で、たまに優しい人」