【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
それどころか求婚をして、それを受けてくれたと、嬉しそうに話していたではないか。
(アリシアはその求婚を受けてから、気が変わったってこと?)
シアにはわからない。だけど、これをジェイラスに見せては駄目だと、心の中のアリシアが叫んでいる。
とにかくこの手紙を見なかったことにして、ジェイラスに見つからないようにと自分の荷物の中に忍び込ませた。
部屋の外から、賑やかな声が聞こえてきた。
「ただいま戻った」
「ラシュ、たかいね~」
ヘリオスを肩にのせたまま部屋に入ってきたジェイラスだが、ヘリオスの頭が扉の枠にぶつかりそうで、ヒヤヒヤしてしまう。
「おかえりなさい。リオは何をして遊んだの?」
息子を見上げ、シアは笑顔を装った。
「おもちゃ、いっぱいよ。リュー、リオよりちいさいよ」
「アンドリュー王子と遊んでいたらしい。喧嘩することなく、仲良く遊んでいたそうだ」
我が子が王族と一緒に遊んでいた現実に、めまいがしそうだった。だがヘリオスがジェイラスの子であれば、そういった関係は自然なもので、今後も続くのだろうか。
(アリシアはその求婚を受けてから、気が変わったってこと?)
シアにはわからない。だけど、これをジェイラスに見せては駄目だと、心の中のアリシアが叫んでいる。
とにかくこの手紙を見なかったことにして、ジェイラスに見つからないようにと自分の荷物の中に忍び込ませた。
部屋の外から、賑やかな声が聞こえてきた。
「ただいま戻った」
「ラシュ、たかいね~」
ヘリオスを肩にのせたまま部屋に入ってきたジェイラスだが、ヘリオスの頭が扉の枠にぶつかりそうで、ヒヤヒヤしてしまう。
「おかえりなさい。リオは何をして遊んだの?」
息子を見上げ、シアは笑顔を装った。
「おもちゃ、いっぱいよ。リュー、リオよりちいさいよ」
「アンドリュー王子と遊んでいたらしい。喧嘩することなく、仲良く遊んでいたそうだ」
我が子が王族と一緒に遊んでいた現実に、めまいがしそうだった。だがヘリオスがジェイラスの子であれば、そういった関係は自然なもので、今後も続くのだろうか。