【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
やることもなく、シアはただソファに座ってぼうっとしていた。ヘリオスと一緒に寝てもよかったのだが、シア自身も変に気持ちが昂っていたし、何よりもジェイラスが二人きりで話をしたいと言っていたからだ。だから彼が来るのを待っていた。
この部屋はシアがサバドで暮らしていたアパートメントよりも広い。寝室は扉続きの隣の部屋、居間だってヘリオスが走り回れるくらいに広い。ジェイラスはここで仕事をすることもあるようだ。
「何か、飲むか?」
自然とシアの隣に座ったジェイラスが尋ねる。
「いいえ……」
シアは首を横に振った。
「疲れただろう? 俺のわがままに付き合わせて悪い……」
「いえ」
だが、先ほどの手紙がシアを変に緊張させていた。
「……シア。甘えてもいいか?」
「え?」
この部屋はシアがサバドで暮らしていたアパートメントよりも広い。寝室は扉続きの隣の部屋、居間だってヘリオスが走り回れるくらいに広い。ジェイラスはここで仕事をすることもあるようだ。
「何か、飲むか?」
自然とシアの隣に座ったジェイラスが尋ねる。
「いいえ……」
シアは首を横に振った。
「疲れただろう? 俺のわがままに付き合わせて悪い……」
「いえ」
だが、先ほどの手紙がシアを変に緊張させていた。
「……シア。甘えてもいいか?」
「え?」