【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
「あの……ですから、馬車まで一緒に来ていただけないでしょうか。むしろサバドまで一緒に……」
コリンナは怯えていた。それはサマンサからも伝わってくる。見知らぬ男らに襲われたのだから仕方あるまい。
となれば、アリシアの親切心がむくむくと湧き起こって、コリンナを助けたいと思い始めた。これはむしろ庇護欲。それをかき立てる何かが、この女性にはある。きっと老若男女問わず惹きつける何かをもっている女性に違いない。
「とりしゃんもいっしょよ」
「ぽっぽ」
このぽっぽちゃんの反応は「引き受けなさい」だ。むしろぽっぽちゃんが、シェリーに誘われて行きたいと言っている。今の鳴き声はそれを訴えている。
「……では、サバドまで奥様とお嬢様をお守りします」
アリシアは深く頭を下げた。
騎士団の仕事を途中で放り出してきた罪滅ぼしの気持ちがどこかにあったのかもしれない。誰かを守ることで、それを穴埋めするかのように。
コリンナは怯えていた。それはサマンサからも伝わってくる。見知らぬ男らに襲われたのだから仕方あるまい。
となれば、アリシアの親切心がむくむくと湧き起こって、コリンナを助けたいと思い始めた。これはむしろ庇護欲。それをかき立てる何かが、この女性にはある。きっと老若男女問わず惹きつける何かをもっている女性に違いない。
「とりしゃんもいっしょよ」
「ぽっぽ」
このぽっぽちゃんの反応は「引き受けなさい」だ。むしろぽっぽちゃんが、シェリーに誘われて行きたいと言っている。今の鳴き声はそれを訴えている。
「……では、サバドまで奥様とお嬢様をお守りします」
アリシアは深く頭を下げた。
騎士団の仕事を途中で放り出してきた罪滅ぼしの気持ちがどこかにあったのかもしれない。誰かを守ることで、それを穴埋めするかのように。