【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
「そうね、魔法の一種の呪詛。だけどこの術式ね。あたしの知っているものとはずいぶん異なっているのよね」
「ユグリで一番の魔法師が弱気だな」
ランドルフが茶化せば、エイミは毛並みを逆立てた猫のように目を吊り上げる。
「はぁ? あたしが知ってるものとは違うって言っただけ。これは、隣のヘバーリアで流行ってる術式。ま、大天才なあたしであれば、できないこともないですけど?」
「ヘバーリアだと?」
ジェイラスが眉間にしわを寄せる。
シアもヘバーリア国には聞き覚えがある。ランドルフがサバドに視察にきたとき、モンクトン商会の屋敷に押し入ったのがヘバーリア国の刺客だ。
「そ、間抜けなホーガンが尋問しようとして、さくっと殺されちゃったアレ。アレと術式が似てるのよ。あれも呪詛で殺されたでしょ?」
話を振られたホーガンの顔色が、さぁっと変わった。急に寒くなったのか、自身で身体を抱きしめる。
「ユグリで一番の魔法師が弱気だな」
ランドルフが茶化せば、エイミは毛並みを逆立てた猫のように目を吊り上げる。
「はぁ? あたしが知ってるものとは違うって言っただけ。これは、隣のヘバーリアで流行ってる術式。ま、大天才なあたしであれば、できないこともないですけど?」
「ヘバーリアだと?」
ジェイラスが眉間にしわを寄せる。
シアもヘバーリア国には聞き覚えがある。ランドルフがサバドに視察にきたとき、モンクトン商会の屋敷に押し入ったのがヘバーリア国の刺客だ。
「そ、間抜けなホーガンが尋問しようとして、さくっと殺されちゃったアレ。アレと術式が似てるのよ。あれも呪詛で殺されたでしょ?」
話を振られたホーガンの顔色が、さぁっと変わった。急に寒くなったのか、自身で身体を抱きしめる。