【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
朝はジェイラスとヘリオスと朝食をとった。仕事に行くジェイラスを見送った後は、ヘリオスと一緒に部屋で過ごした。本を読んだり、絵を描いたりしていたが、昼食を終えた後、天気が良かったから庭に出たのだ。
ヘリオスにとってはいつも遊んでいる場所で、どこに何があるかわかっている。シアの手を離して、たたっと駆け出したが、彼の目的地はわかっているため、シアは見失わないようにとその後ろを歩いていた。
そのとき、声をかけられた。
――シア?
聞き慣れた声に振り返ると、フランクが立っていた。彼と会うのはサバドで別れたあのとき以来。十数日ぶりだろうか。
――仕事で立ち寄ったら、シアの姿が見えたから。
ずんずんと先に進むヘリオスを気にしながらも、懐かしさが込み上げてきた。そして彼と一緒にヘリオスの後を追ったのだが、そこから先の記憶がない。
「ごめんなさい。私、よく覚えていなくて……ヘリオスは?」
「シアは、どんなときでもヘリオスのことばかり考えているんですね。だけど、自分の身を案じたほうがいいですよ?」
ヘリオスにとってはいつも遊んでいる場所で、どこに何があるかわかっている。シアの手を離して、たたっと駆け出したが、彼の目的地はわかっているため、シアは見失わないようにとその後ろを歩いていた。
そのとき、声をかけられた。
――シア?
聞き慣れた声に振り返ると、フランクが立っていた。彼と会うのはサバドで別れたあのとき以来。十数日ぶりだろうか。
――仕事で立ち寄ったら、シアの姿が見えたから。
ずんずんと先に進むヘリオスを気にしながらも、懐かしさが込み上げてきた。そして彼と一緒にヘリオスの後を追ったのだが、そこから先の記憶がない。
「ごめんなさい。私、よく覚えていなくて……ヘリオスは?」
「シアは、どんなときでもヘリオスのことばかり考えているんですね。だけど、自分の身を案じたほうがいいですよ?」