【完結】記憶をなくした女騎士、子育てに奔走していたら元彼が追いかけてきたらしい
主の言葉をありがたく受け取ったジェイラスは、馬車の名簿を探らせていた部下と合流する。しかし、サバド地区に向かった馬車利用者の中に、アリシアの名は見つからなかった。となればまだ彼女は王都内にいるのだろう。
ジェイラスも彼女を探すために走り回ったが、この日は暴漢の情報が入っただけで、アリシアの行方は掴めなかった。
それから数日、ジェイラスは時間さえあれば王都内に彼女がいないか、探し回った。
そうこうしているうちにアリシアの実家、ガネル子爵家から返事が届く。それにはジェイラスへのお礼が書かれていた。娘を慕ってくれてありがとうと、そういった内容だ。しかし、肝心のアリシアは実家に戻っておらず、騎士団を休むという話も初めて知ったとのことだった。
しばらくジェイラスはアリシアの両親と手紙のやりとりをしつつ、王都内で情報を探るものの、アリシアが行方不明だと結論づけるまで、そう時間がかからなかった。
だがジェイラスは、アリシアを決してあきらめはしなかった。
休日のたびに王都内をくまなく歩いて彼女の痕跡を捜し、ランドルフの護衛として地方へと足を伸ばしたときも、そこに愛する者の姿がないかを確認する。
ただ、彼女が所属する第二騎士団の諜報担当の話によれば、アリシアが姿を消した日に、伝書鳩も一羽いなくなったとのこと。その伝書鳩はアリシアが特にかわいがっていた鳩だったらしい。
ジェイラスも彼女を探すために走り回ったが、この日は暴漢の情報が入っただけで、アリシアの行方は掴めなかった。
それから数日、ジェイラスは時間さえあれば王都内に彼女がいないか、探し回った。
そうこうしているうちにアリシアの実家、ガネル子爵家から返事が届く。それにはジェイラスへのお礼が書かれていた。娘を慕ってくれてありがとうと、そういった内容だ。しかし、肝心のアリシアは実家に戻っておらず、騎士団を休むという話も初めて知ったとのことだった。
しばらくジェイラスはアリシアの両親と手紙のやりとりをしつつ、王都内で情報を探るものの、アリシアが行方不明だと結論づけるまで、そう時間がかからなかった。
だがジェイラスは、アリシアを決してあきらめはしなかった。
休日のたびに王都内をくまなく歩いて彼女の痕跡を捜し、ランドルフの護衛として地方へと足を伸ばしたときも、そこに愛する者の姿がないかを確認する。
ただ、彼女が所属する第二騎士団の諜報担当の話によれば、アリシアが姿を消した日に、伝書鳩も一羽いなくなったとのこと。その伝書鳩はアリシアが特にかわいがっていた鳩だったらしい。