四神の国の白虎さま
挨拶をするために。

……朱雀様と青龍様には会ったことないから、緊張する……。

「大丈夫だよ、心晴。心配しなくても……皆、いい人……違うな。良い神様だから」

僕が緊張しているのに気付いたのか、紫陽は声をかけてくる。

「……それでも、緊張するよ……相手は、神様なんだから……」

「はは、白虎様と話していた時は、緊張してたようには見えなかったけど」

そう、紫陽は笑いながら言った。

「そ、それは……白虎様が神様だって、知らなかっただけ!」

そんな会話をしていると、他の四神が集まっているらしい家の前に着く。

「玄武からは、着いたら入ってきていいって言われてるから、行こうか」

「はい!約1週間ぶりに、皆に会える……楽しみ!」

紫陽が元気よく返事をすると、白虎様と紫陽は家の中へと入っていった。

僕も2人の後を追って、家の中に入る。

「ロン」

客間に入ると、そんな声が聞こえてきた。客間にある机を囲んで、3人が何かで遊んでいる。その近くでは、机を覗き込むように玄武様が立っていた。

「え、すご……これ、跳ねたんじゃない?」

そう、玄武様は言う。

「お、麻雀やっているんだ。三人打ちかな?」

そう言って、白虎様は机を囲んでいる皆に近づいた。

……あ、これ……麻雀か。

麻雀は、名前は聞いたことある程度。僕は、麻雀出来ません。
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