四神の国の白虎さま
「あ、来た。白虎が来るまで暇でさ……三人打ちなら、四人打ちよりも早く終わるから、三人打ちでやっていたんだよね」

腰辺りまで伸びた青みがかった黒髪を1つに結んだ男性が、白虎様に向かって微笑んだ。

「皆に、今日から神の従者になった双子を紹介するよ」

白虎様の言葉に、続いて紫陽は自己紹介をする。僕も続いて、自己紹介をした。



自己紹介が終わった後、僕は麻雀を教えてもらうことにした。

基本的な遊び方を教えてもらって、とりあえずは観ていることにした。

颯真、玄武様、紫陽、白虎様が机を囲んで今から麻雀をやる。

どんどんと試合は進んでいった。

白虎様が牌を置いた瞬間、「ロン」という声が重なる。どうやら、白虎様以外の全員がアガりを宣言したらしい。

「えっ?」

戸惑った白虎様の声を聞いて、紫陽は「白虎様、トリロンですね……流局にします?」と笑った。

「よし、流局にしよう」

白虎様は、牌を伏せながら即答する。

「白虎さん、トリロンで良かったですね。僕、役満テンパイしてました」

颯真が、牌を倒して皆に見せる。周りから、「おお」と声が上がった。

……ダメだ、話についていけない……。

「……朱雀様。トリロンってなんですか?……全く話についていけないです……」
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